ジョーティシュでは、九つの星と、十二の星座と二十七のナクシャトラ(地球から見た、月の軌道を、27分割してそれぞれに名前がついている)を使いますので、お茶もこれらに対応すべく9種類あります。月用のお茶は、蟹座とナクシャトラにも対応していますので、できれば9種類、おそろえ頂いて(9種類少量ずつパックしたお試しセットがあります。)はじめに9種類一通り小さなティーカップ等で作り、どれがおいしく感じるかお試しになることをお勧めいたします。人間の身体はおもしろいもので必要なものはそれなりにおいしく感じるようにできているのです。仙茶園のお茶は、複雑なブレンド工程を、何回も繰り返して数十種類もの色々な茶葉を使っているものもありますので、二煎、三煎と作用が違ってきます。そこで煎茶で四煎目、紅茶で四から六煎目まで味等は当然おちますが、ブレンドとして意味があります。
飲み方 9種類(アンナプルナの場合は、5種類)のお茶を始めにすべて作り、同じ量の、お湯を用意して、二倍に薄め(特に、始めのうちは、お茶の濃度が濃いと、効果を体験できないことがあります。)どれがおいしく感じるかを試し、順位をつけてください。その中の1位から3位のお茶を4日から5日飲んでみて、もう一度9種類飲んでみてください。おいしいと思うお茶が変わってきているはずです。全然変わらない人もいると思いますが、その人はそのまま続けてください。このように定期的に主に飲むお茶を変えていくと、身体の状態がより良く早く変わってきます。4日から5日というのは1例ですが、とにかく定期的に、全種類飲んでみて、自分にどれが一番適しているか(一番おいしく感じるか)をチェックすることが大切です。
注意 はちみつは、体温より低い温度で食べる場合は、極めて有益な、食品ですが、体温より高い温度(37℃以上)になると、(アーユルヴェーダ的に、微細、精妙な、領域まで考慮すると)身体にとって非常に有害な、物質に変わってきます。(購入した時点で、工場等で、加熱処理されている場合も、極めて有害)一度、身体の中に入ってしまうと、アーユルヴェーダの技術を持ってしても、なかなか取り去ることのできない、生命活動阻害物質になってしまうそうです。くれぐれもご注意ください。
各星の、インドで使われているサンスクリット語名と、ジョーティシュを解釈するときに使われるキーワード表の一部を載せておきますので、ご参照ください。(ラフー、ケートゥーは、地球から見た、太陽の軌道と、月の軌道が、地球から見て、交わった点をあらわしています。北極側がラフーで南極側がケートゥーです。)
この表には、いい言葉と、悪い言葉が、書いてありますが、悪い言葉は、星の代表する自然法則の私たちに与える影響が、乱れている時に現われる事柄です。
太陽(スーリヤ) 自我、身体全体、自分自信、健康 火 胆汁、心臓、脳、頭、目、骨 月(チャンドラ) 心、感情、公共性優しさ、放射する力 水 リンパ系、肺、血液循環、水、乳房、だ液、子宮、血液、 火星(マンガル) 怒り、強さ、活動、勇気、指揮する力、構成する力エネルギー、若々しさ 火 鼻、腱、額、筋肉、消化力、胆汁、骨髄。脊髄 水星(ブッダ) 理知、識別、論理、コミュニケーション全体、ものの取り引き、貿易 土 気管支、胆汁、筋肉、中枢神経、舌、腸、皮膚、粘膜 木星(グル) 知識、幸福、英知、ダルマ、慈悲の心、正義、 空間 粘液、腎臓、肝臓、脂肪、動脈、耳 金星(シュクラ) 勢力、楽しみ、正しい行動、願望、生命力、芸術、音楽、美、快適さ、調和を作り出す力 水 卵子、精子、生殖器官、水、目、粘液 土星(シャニ) 悲しみ、惨めさ、悲嘆、抑圧、遅れ、忙しさ、保守性、信頼性、安定性、心をより精妙な(静かな)領域に引き込む力 空気 足、ひざ、脊髄、筋肉 ラフー 強奪する力、交流、粗雑な行動、破壊する力、変換、予期せぬ出来事、物事に立ち向かう力 消化器官、排泄器官 ケートゥー 怠惰、突然のエネルギーの流動、解放、数学、数学的考え方、偶然の出来事 神経、脊柱